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カルシウムと歯の健康|虫歯予防に役立つ栄養素と効果的な摂り方
虫歯予防とカルシウムの関係について
「虫歯予防」と聞くとフッ素を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。
実は、カルシウムも歯の健康に欠かせない重要な栄養素です。
この記事ではカルシウムと歯の関係について詳しくご紹介します。
カルシウムの役割
カルシウムの主な働きは3つあります。
- 歯の構成要素:エナメル質や象牙質の主要な成分で、歯の強度と耐久性を保ちます。
- 再石灰化の促進:酸で溶けたエナメル質を修復し、虫歯リスクを低減します。
- 口腔内の健康維持:唾液に含まれるカルシウムが歯のミネラルを補い、虫歯や歯周病予防に役立ちます。
つまりフッ素と一緒に摂ることで虫歯予防効果が高まるのです。
カルシウム不足の影響
カルシウムが不足するとエナメル質が弱まり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
さらに、成長期の子どもが十分なカルシウムを摂取できない場合、永久歯の発育に悪影響を及ぼし、将来歯がもろくなる可能性もあります。
カルシウムを多く含む食品
- 乳製品:牛乳、ヨーグルト、チーズはカルシウムの代表的な供給源。虫歯になりにくい食品としても知られています。ただし加糖ヨーグルトは注意。虫歯予防には無糖タイプがおすすめです。
- 魚介類:小魚やサケはカルシウムに加え、DHA・EPAなどの栄養素も豊富。脳の働きをサポートし、生活習慣病予防にも効果が期待されます。
- 豆腐や豆類:安価で日常的に取り入れやすく、カルシウムと一緒に植物性たんぱく質も摂れる優秀な食品です。
まとめ:フッ素とカルシウムで虫歯予防
日々の食事から虫歯予防と健康維持ができれば一石二鳥です。
当院で販売しているガムはフッ素とカルシウムの両方を含んだ商品で、虫歯予防に最適。
おいしく続けられるので、毎日の習慣に取り入れて歯を強く、健康に保っていきましょう。
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