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歯周病と肥満の関係|管理栄養士がサポートする北千里カツベおとなこども歯科の予防ケア

歯周病と肥満の関係とは?

歯周病はお口の中の病気にとどまらず、全身の健康にも影響することが分かってきています。
近年は特に肥満との関連が注目され、多くの研究で「相互に影響しうる」ことが報告されています。

肥満は生活習慣病の主要因であり、メタボリックシンドロームの診断基準の一つでもあります。
本記事では、肥満 → 歯周病歯周病 → 肥満の双方向の関係と、予防・管理のポイントをわかりやすく解説します。

肥満が歯周病に与える影響

肥満の方は、そうでない方に比べて歯周病にかかりやすい傾向があると報告されています。
特に BMIが高い内臓脂肪が多い場合にその傾向が強いと考えられています。

背景には、全身性の慢性炎症(メタボ炎症)の亢進や、免疫機能の乱れが関与します。
これにより歯周病菌に対する抵抗力が低下し、歯ぐきの炎症が悪化しやすくなります。

歯周病が肥満に与える影響

逆に、歯周病による炎症は炎症性サイトカインなどを全身へ放出し、肝臓や脂肪細胞の代謝に影響する可能性が指摘されています。
その結果、インスリン抵抗性の悪化や体脂肪の蓄積に関与し、肥満・生活習慣病を助長する「悪循環」を生む可能性があります(研究途上)。

予防と管理のポイント(両方に効く生活習慣)

  • 体重管理: 内臓脂肪を減らすことが歯周病リスクの低下にも直結します。
  • 口腔ケア: 毎日の歯磨き(フロス・歯間ブラシの併用)と、3〜4か月に1回の定期クリーニングが有効です。
  • 栄養管理: ビタミンC・カルシウム・ポリフェノールを含む食品(野菜・果物・乳製品・大豆など)を意識。
    砂糖・精製炭水化物・糖分の多い飲料は控えめに。
  • 生活リズム: 十分な睡眠、適度な運動、禁煙・節酒は炎症を下げ、双方の改善に有利です。

カツベ歯科グループのサポート

当グループでは各医院に管理栄養士が在籍し、乳幼児の離乳食・間食教室や、
大人の方への栄養指導も行っています。
お口と体の両面からアプローチし、患者さまの生活に合わせて無理なく続けられる方法をご提案します。

まとめ

歯周病と肥満は、因果関係が完全に解明されたわけではないものの、
密接に関連していることが多くの研究で示されています。
だからこそ、歯科での定期ケア × 生活習慣の見直しの両輪が大切です。

「体重管理も、お口のケアも、どこから始めれば…」という方は、どうぞお気軽にご相談ください。
歯と身体の両方から健康を守り、いつまでも元気に過ごしましょう。

                   

北千里の歯医者・矯正歯科
北千里カツベおとなこども歯科・矯正歯科

                   

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